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カテゴリ:ワイナリー 海外( 3 )

マラソン終了後ホテルに帰らず、みんなで打ち上げパーティ。場所は、サンジュリアン村のすぐ南にあるキュサック・フォール・メドック村のプチワイナリー、シャトー・ド・ロウガです。
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「神の雫」#231メドックマラソンの前夜祭の最初に登場しているのがシャトー・ド・ロウガ。
「お気に入りの穿き慣れたジーンズみたいな魅力だ」と紹介されていましたね。

到着後、仮装から着替えたりシャワーをお借りしたり、ビールを飲んだりしてリラックス。ほぼ全員メドックマラソンの参加賞のTシャツを着て参加です。写真はツアーでお友達になった方。顔の絵は、マラソン後に描いてくれるところがあったそう。知ってたら描いてもらいたかったなぁ
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まずは、シャトー見学です。
説明してくださったのは7代目の息子さん。2年前に引き継いだそうです。通訳は神の雫でも登場している加藤さん。
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「シャトー・ド・ロウガは、カテゴリーでいうとクリュ・アンティザン。ブドウ栽培・醸造・販売まで同じ人が責任を持って行っています。マラソンを走ってわかったと思いますが、砂利道が多かったと思います。これがメドックのテロワールを生み出しています。こちらでは、カベルネソービニオン、メルロー、プチヴェルド、カベルネフラン、マルベック、カルメネールを植えています。収穫は、今年は3週間後に行う予定です。30人で手作業で行います。」
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「9月の終わりの収穫後、醸造して今年の1月にこちらの樽に入れました。樽に1年入れておくことで、きついタンニンなどがまろやかになります。セパージュは、カベルネソーヴィニオン55%、メルロー40%、プチヴェルド3%、カベルネフラン2%、カルメネール僅か。マルベックは使いません。
1年に1回か2回、澱引き作業を行います。瓶詰めまでに清澄作業といって、1樽に対し生卵の白身を3-4つ入れて、沈まないふわふわした澱を沈める伝統的な作業を行っています。
樽ごとに味わいが違うのでタンクに入れます。そして瓶詰めの専門業者に依頼します。瓶はラベルを貼らずに保管し、出荷前にラベルを貼ります。」
カルメネールは珍しいですね、という質問に対して
「昔は結構多かった品種で、何年か前までは忘れられていました。今はチリ・アルゼンチンが有名ですが、カルメネールは昔からメドックにありました。今見直されている品種です。ただ栽培が難しいです。」
年によってセパージュを変えることはないのか、という質問に対して
「気候により少し変えますが、基本は同じです。2009年、2010年のような濃縮したいい状態はそのまま。2007年のような厳しい年は、フルーティな部分を前面に出すようにしたりします。」

そしてお待ちかねの樽からのテイスティング。2009年シャトー・ド・ロウガ。
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今回のツアーでは樽からの試飲はここが初めてだったので皆大喜びでした。
香りもよく、果実味がしっかりとして味わい深い印象でした。
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シャトー見学が終わると、外では6代目のお父様が大きなお肉を焼いていました。今日のメインは、剪定されたブドウの枝を使ったメドック式バーベキュー。ブドウの枝のいぶされた香りがお肉にほんのりつくのが特徴です。
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こんなに大きいビーフを見るのははじめて!最後にエシャロットのみじん切りをのせます。
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薄く切り分けてテーブルへ。このビーフ。ジューシィで脂がほとんどなく、やわらかくてお肉の味がよいのです。
本当においしかったです。トマトのサラダもさっぱりしていて疲れた体にちょうどよかったです。
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みんな思い思いの話をして楽しそう。すっかり仲良しになりました。
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ワインは2004年シャトー・ド・ロウガ。
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チーズも日本ではあまりみないでっかいサイズです。こちらもワインにあっておいしかったです。
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写真にはないのですが、2000年もいただけました。
そして、その後に出たデカンタージュされたワインで、ヴィンテージクイズがスタート。
「これから出すワインは何年のものでしょう?①1979年 ②1988年 ③1998年」
飲んだ印象「だいぶこなれてきていてまろやかで、でも何となく若々しさもちょっとある・・ということで1988年」
これが大当たり!別に何かご褒美があるわけではないのですが、うれしかったですね^^

そしてサプライズがありました。ツアーの中に翌日がお誕生日の方がいらっしゃったのです。
お祝いは、マグナムのシャンパンを2本、用意してくれました。
加藤さんがシャンパンサーベルを披露してくれました。みんなカメラを待ち構えてドキドキ・・・
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大成功!かっこいいですね~(丸で囲んだところが飛んでいったシャンパンの栓)
いつか私もトライしてみたいです^^;
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こちらがそのシャンパン。シャンパンはいつ飲んでも気品があっていいですね。
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そして大きなケーキが2つ。Happy Birthday♪を皆で歌ってロウソクを吹き消します。これが皆のデザート。
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主役には、神の雫に登場していたシャトー・ド・ロウガ キュヴェ・デュ・グラン・ペール2003年が
サイン付きでプレゼントされました。これが最後の1本で、もうどこにもないそうです。いいなぁ~
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打ち上げパーティは本当に楽しかったです。
ブドウ畑を見ながら、このブドウでワインを作っている方々と一緒にすごすという特別なシチュエーションは最高に幸せでした。マラソンを含め一生忘れられない日になること間違いないでしょう。
終わったのは夜8時をすぎていましたが、まだ明るく、充実した1日は、美しい夕暮れで締めくくり・・・
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メドックマラソン前日に訪問したシャトーは、
メドック・グランクリュ格付け2級の筆頭 Chateau Rauzan-Segla シャトー ローザン・セグラ。
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赤いシャツが似合うかわいい女性が説明してくださいました。
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1994年 シャネルのオーナーでもあるウェルテイメール氏がシャトー・ローザン・セグラを購入。
ウェルテイメール氏は、サンテミリオンのシャトー カノンも購入しています。
畑の面積は62ha。
畑の品種構成は、カベルネソービニオン 58%、メルロー36%、残りがプチヴェルドとカベルネフラン。
セカンド・ワインの名前は、Segla。このセカンドには樹齢10歳までのぶどうが使用されています。
セカンドのラベルに描かれているたてもの。シャトーへの門にあたります。
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醸造所の方に移動します。
ステンレスタンクは40あります。外側に水が流れる構造で、温度調整できるようになっています。
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このタンクには、畑の一つの区画、一つの品種ごとに入れています。

選果台の部屋
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収穫は100人で行い、すべて手摘みで行います。
30人で選別をし、2回にわけ、2つ目のテーブルで実だけにします。
今年は9月20日から3週間で収穫し、11月まで醸造。
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クラシックな方法で醸造します。
1週間アルコール発酵 → 3週間マセラシオン → ルモンタージュ → ステンレス内でマロラクティック発酵
→ バリックで18カ月
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2009年(2年目)の樽の部屋。700樽あります。2011年5,6月まで寝かせます。
3ヶ月ごとに目減り分を足し、3月に最初のブレンド作業に入ります。
6ヶ月後に澱引きを行い、2009年のものは2011年1月に清澄作業を生卵の白身で行います。
発酵は28度。
シャトー ローザン・セグラは60%新樽。セカンドは20%新樽。
樽はミディアムの焼き方のもので、8メーカーの樽を使っているそうです。

テイスティングは、シャトー ローザン・セグラ 2007年
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カベルネソービニオン59%、メルロー36%、プチヴェルドー4%
果実味もあり、まろやかでエレガント、気品が感じられておいしかったです。
70%はプリムール販売といって、樽の中に入った段階で売ってしまうそうです。

シャネルのオーナーが購入したというシャトーということで、どこかにシャネルのロゴやきらびやかさが
随所にあらわれるのではないかと思いましたが、まったくそういうことはなく、品のある素敵なシャトーでした。

最後にシャトーの前のブドウ。
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Day1の最後は、Chateau Beau-Sejour Becot シャトー ボーセジュール・ベコです。
このシャトーは、サンテミリオンのプルミエ・グラン・クリュ・クラッセBに格付けされているトップシャトーの一つです。
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こちらが正面玄関。
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素敵な好青年が説明してくださいました。まずは畑から。
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「ここの土壌は、粘土と石灰からできています。雨がふると石灰がスポンジのように吸収します。
このスポンジ状石灰により、ブドウに余分な水を与えず、逆にブドウに水分がなくなると、そのスポンジが吸い取っている水分をじわじわと出してくれます。
石灰のミネラル質が根っことしてブドウに元気を与え、カベルネフランは繊細で上品で華やかにし、メルロは豊かな果実美を与えます。
南側の葉は残しますが、北側の葉は日が当たるように葉を落とします。」
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「品種は、メルロー70%、カベルネフラン24%、カベルネソービニオン6%です。
ブドウ畑は、購入したドルドーニュなどの畑を含めて16ha。
収穫は手で行い、ブドウの一粒までみて行います。」

ここからキューブリーへ。
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「発酵前にブドウが熱をもつので17度まで下げるためドライアイスを使用ししばらく浸漬しておきます。
1次発酵(アルコール発酵)はステンレスの中で行い、期間は2週間。自然酵母しか使いません。
最初はルモンタージュを朝夕2回。その後1日1回に減らしていきます。
2次発酵(MLF=乳酸発酵)は地下の樽の中で行います。18ヶ月熟成します。」
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「澱引き作業は2回行います。これによりタンニンがまろやかになります。
樽の火の入れ方や樽の中のバクテリアの違いによる複雑性を出すため、7-8種類の会社の樽を使っています。
樽材はすべてリムーザン産を使用しています。新樽100%です。
年間6万本生産。80%輸出し、20%フランス国内。輸出用の40%は日本に輸出しています。」

石切り場の跡を利用したカーブの入口
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サンテミリオンは石切り場の跡のカーブが各シャトーすべてつながっており、その距離は200kmにもなります。冬でも14度、湿度も60%に保たれているため、ワインの貯蔵に最適な環境です。

ステンドグラスなど幻想的な雰囲気。
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真っ暗の中にたくさんのワインが貯蔵されていました。どこかシャンパーニュで見たセラーを連想しました。
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真っ暗なカーブを出るとこんなに明るく素敵なテイスティングルームが現れました。
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お待ちかねのテイスティングは、Beau Sejour Becot 2007でした。
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2007年は2005年、2009年よりはよくなかったけれども、できたワインは今飲んでもわかるように、タンニンが溶け込み、まろやかで美味しくできたとの評価でした。

窓からサンテミリオンの教会が見えます。
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